目指すは地肌のような透明感ある素肌っぽさ！メイクが崩れたテカリ肌とツヤ肌は違います！そこで今回は、崩れがちなメイクともサヨナラでき、今どきの肌に近づけてしまう、潤いでツヤを導く、崩れないベースメイク術をご紹介します。

ベースメイクを制すればメイクを制する！

以前からお伝えしている通り、メイクの肝は、やはりベースメイク。
今回は、いつものメイクに即、応用できる、綺麗で崩れ知らずの「薄づきツヤ肌ベースメイク」をご紹介します。
マスターすべきは、崩れないベースメイクなのです。ファンデーションを肌にピッタリと密着させておく方法をお伝えする前に、知っていてほしいことがあります。

「メイクが崩れやすいんだけど、どうすればいい？」というお悩みを持っている人、かなりいらっしゃいますね。
ひとりひとりの肌質や生活環境に個人差はあれど、エアコンによる乾燥した空気、外の湿気、汗や皮脂……このアンバランスがメイクの大敵。
でも、崩れやすい原因って…本当にそれだけなのでしょうか？
メイクを崩れやすくしてしまう原因、実は普段のベースメイク、特にファンデーションを塗る前に何をしているかに隠れているのです！

きちんと作ったベースメイクは、

・アイメイクがよれない
・化粧直しの回数が格段に減る
・時間が経ってもくすまない

と、いいことずくめ♪メイク崩れの激しかった筆者の肌がおとなしく言うことを聞いてくれるようになりました。
では、あなたのベースメイクがきちんと作られているか、確認するためのチェックを作ってみました。あなたはいくつ当てはまるでしょうか？

ちゃんとしている？あなたのベースメイクをチェック

□化粧水を肌にパッティングするなど、水分補給をしっかり行っている

□ファンデーションを塗る前に下地を使っている

□ファンデーションを塗ったあと、スポンジやパフを使って、余分な油分を取り除いている

□上まぶたや下まぶたのキワにも、きちんとファンデを塗っている

□仕上げにパウダーをのせて、肌のテカリを防いでいる


さあ、いくつ当てはまったでしょうか？実は、5項目すべてが当てはまらないと「きちんとできている」とは言えないのです。
「面倒だな」なんて言わないで、まずはやってみてほしいです。この“ほんのひと手間”で、毎日のメイクがガラリと変わるんですもの。
続いて、実践するためのポイントをご紹介。知ってもしないことには始まりませんよ！

潤い肌、ツヤ肌のための3原則

潤いたっぷりのツヤ肌ベースメイクを作るための、基本となる3原則をしっかり覚えておきましょう。

○たっぷりの潤いで“基本の肌”を作る

ツヤ肌に必要なのは、みずみずしい質感を生み出す「潤い」。そのためには、事前のスキンケアを徹底することが大切。

・化粧水は、コットンにたっぷり染みこませ、やさしくパッティング
・乳液、美容液、化粧下地は、顔全体を両手で覆うように、手でなじませます

水分を逃さないためにも、たっぷりめにつけるのが基本。肌に馴染まない分はふき取る！それくらいでちょうどいいのですよ。

○「自然な明るさ」をプラスする

顔のくすみをカバーして、明るい自然な肌色を演出するには、コントロールカラーが便利です。自分の肌色をチェックして、

・黄みがかっている肌色…ピンク系
・赤みがかっている肌色…イエロー系

を選択しましょう。

特に、クマや小鼻周辺、ニキビ跡などの細かいお悩み部分はコンシーラーで修正。
つけすぎに注意して、少しずつ丁寧にたたき込むのがポイントです。

○ファンデーションは「薄め」に塗る

艶肌を作るならば、断然リキッドかクリームタイプのファンデーション。パウダータイプは手軽ですが、お肌にツヤは作れません。
常に、顔の上から下、中心から外側へ向かって手を動かし、ムラなく均一にのばせば厚づきにならないのでご安心ください。
仕上げのフィニッシングパウダーは、パフについた余分な粉を落としてから顔を押さえるようにパフを1周させます。これも、つけすぎるとツヤが半減するので、軽くでOK。
パール配合パウダーなどもツヤ感に効果がありますので試してみるのも良いですよ。

これらはすべて、プロのヘアメイクである伊藤さんがいつも実際に実践しているテクニック。つまり、これをマスターしてしまえば、誰でもプロレベルの仕上がりを体験することが可能なのです！

外と室内の空気のアンバランスはメイクの大敵ですし、むしろ素肌の敵でもあります。肌の内側にたっぷりの潤いを与えて、ファンデーションのノリの良い肌を作る！実はコレがツヤ肌作りの鉄則。
入念なベースメイクで、鏡の中の綺麗になった自分にうっとりしすぎて遅刻！なんてことにならないように気をつけて！？
体の中から、潤いツヤ肌を目指すこともアリです。こちらの記事もご参考くださいね。